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甘い時間は2人きりで
第7章 ワンコと過ごす休日
手つきは優しいけど、言いたげで不満そうな表情。
「…なに?」
「この格好すげえムラムラすんのに…そうや…」
寝室から出て行くと、スマホ片手に戻って来た。
ベッドに上がると、シャツのボタンを3つ外されて、前がはだけた状態で写真を撮られた。
「ちょっと!?」
「あー、いいの撮れた」
「ねぇ、何で撮るの!」
「1人寂しい夜のお供に茜さんのエッチな写真が欲しいんよ。誰にも見せやんからもう一枚!」
「やだ!」
ポージングさせようとする春人に必死に抵抗したが、男性の力に敵うわけもない。
春人の撮りたいポーズを取らされることになった。
横向きに寝かされて、スマホの方へ身体を少し捻らせ、シャツの裾もお尻が見えるギリギリの位置まで捲られた。
恥ずかしい格好で沸騰寸前の私とは違い、満足そうな表情の春人。
「見えそうで見えない感じが堪らんな…ありがとうね」
「今度は私のお願い聞いてね」
「うん。エッチなお願いでもオッケーやから」
「それはしない!」