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甘い時間は2人きりで
第7章 ワンコと過ごす休日
髪の毛を指先で絡ませながら、私の隣に寝転がった。
「絶対にあの写真見せないでよ!私も不本意だったんだから!」
「はいはい」
「分かってんのかな?」
「んー、茜ちゃん、チュー」
ふざけた感じでキスをしてくる春人を押し返した。
「ふざけたキスしないで」
「茜さん機嫌悪いね」
「誰のせいだと…」
「ふふっ、どうしたら機嫌治してくれる?」
少し笑いながら顔を覗き込んでくる。
何が良いか分かってるくせに…
「…普通のキスがいい」
「…俺そっちの方が得意や。いいよ」
「ん…」
お互いの唇を吸い合う軽めのキスを何度も行う?
カーテンから漏れる朝日に照らされる春人に思わず見惚れる。
「これ以上は俺が我慢出来やんから、触れるキスだけな?」
「ん…」
「仕事に行ってくるから、いい子でお留守番しててや?」
「…それ、わたげちゃんに言うセリフでしょ?」