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甘い時間は2人きりで
第8章 デート
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高速を降りてしばらく走ると、海が見えてきた。
海沿いを行くと、飲食店がチラホラ現れた。
それを見てるとお腹が空いてくる。
すると、眺めのいい場所に建てられた食堂に停まった。
「ここでいつも昼飯食べてるんよ。ここの魚料理めっちゃ美味しいねん」
「へー、楽しみー」
店内はGWだからか、お客さんが結構入っている。
一応春人は眼鏡掛けてるけど、誰かに気付かれたりしないかな?
運良く窓際の席に座れたので、誰かに見られるのは大丈夫そう。
「春人のオススメは?」
「どれも美味いけど、海鮮丼が1番かな。海鮮丼にしよ」
「私もそれにしようかな?すいませーん!」
マグロにイクラやウニなど、具沢山の丼が美味しそうでよだれが垂れそう。
醤油を垂らして、マグロとご飯を口いっぱいに頬張る。
「…美味しいー」
「やろ?俺も初めて食べた時に衝撃受けたもん」
余りの美味しさに、箸が止まらなり完食。
結構ボリュームがあったけど、小食気味の私でもペロリと平らげてしまった。
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