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第10章 初めての1人エッチ

教えを請いてないのに、数分に渡って1人エッチのやり方について教えてくれた。
その流れで女性向けのエッチな動画サイトから、オモチャについて教えてもらった。

「いい茜？女性が性欲を持つことは、決しておかしなことじゃないわ。『エッチして欲しい』と思う日があっていい。自分の気持ちに素直になって、山岡くんと向き合いなさいよ」
「うん、ありがとう美咲。私、頑張ってみる」

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「…お邪魔しまーす」

夜のことを考え、緊張しながらも扉を開いた。
リビングから猛スピードで春人が走ってくると、押し倒さん勢いで抱き着かれた。

「ちょ、はる…んっ」

壁に押し付けられると、そのまま唇を塞がれた。
まるで、貪るような激しいキス…

久しぶりのトロけるキスに、力が抜けていく。
ヤバイ…アソコがキュンキュンして…

「…ごめん」

唾液を引きながら、ゆっくりと唇が離れた。

「いきなり、どうしたの…？」
「いや…茜さんに会うのも、キスも久々やったから、我慢出来やんかった。ごめんね」
「だ、大丈夫…」