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甘い時間は2人きりで
第10章 初めての1人エッチ
申し訳なさそうに笑って、私の荷物を持ってくれた。
強く抱き締められた腕に、トロけそうなキス、久しぶりに感じた春人の体温…
普段よりも赤くなった顔を見られないよう、後ろにくっ付いてリビングに行った。
「夕飯出来るまでに時間かかるけど、いける?」
「ん、大丈夫」
今日は前から春人が『食べたい』って言ってた豚の角煮。
春人の家に小型の圧力鍋があったから、それを使わせてもらう。
「春人はゆっくりしてて」
「いや、息抜きに手伝うよ」
春人に米研ぎや副菜の準備をしてもらい、私は豚バラの調理をしていく。
途中、料理サイトを確認しながら、調理を進めていく。
1時間掛けて調理した豚の角煮は、トロけてすごい柔らかい。
「すげぇトロトロ。いただきます」
「…どうかな?」
豚の角煮を作ったことが無かったので、上手に出来ているか心配だった。
「…んま!」
「…良かったー、ちゃんと出来てた」
「初めて出来立ての食べたけど、美味いな…」