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甘い時間は2人きりで
第10章 初めての1人エッチ
食後、私はソファの上で身を固くしていた。
つ、遂に決戦の時が来た!
普通のアプローチだと気分は乗らないかもしれないから、エッチな雰囲気で迫らないと!
「食器洗っとくから、先入っておいで。疲れてるやろ?ゆっくり入ってきて」
「あ、うん…」
いきなりチャンス!
『一緒に入ろ?』って言わなきゃ!
「………」
「…どうした?」
「……ゆっくりしてきます」
「いってらっしゃーい」
1番目のチャンス失敗。
でも、まだいける。
「…アレー?どこに入ってるんだろ?」
次の仕掛けのため、着替えや下着の入ったチェストを漁る。
目的は、以前着用したスケスケの下着。
着けるのは恥ずかしいけど、春人の気分を上げるためには必要だもんね。
だが、いくら探しても見つからない。
「んー?」
「何してるん?」
「わぁっ!」
後ろから急に話しかけられて、身体を竦ませた。
「あ、ごめん…まだ入ってなかったから…」
「あ、あー!ごめん。すぐ入るねー」
はぁ…
…やっぱり度胸無いな私。