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甘い時間は2人きりで
第11章 同窓会
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「んー、美味しいー!」
春人の家で酔っ払って以来、アルコールを取っていなかった。
なので久々のワインにテンションが上がって、飲むピッチも速くなり…
「はぁ…熱い…」
はい、酔っ払いました…
春人との約束も破って飲んでました…
絵「…茜ちゃんってアルコール入ると…」
里「エロくなる?」
「おい、長野。飲み過ぎだろ?」
「んー?」
「ちょっと外で涼もうぜ?」
後ろからクラスメートであろう男性に肩を持たれる。
ていうか、誰だっけ?
「いや、私は…」
「行こうよ」
「おい」
頭上から降ってきた不機嫌な声。
そこにはジャケットを着こなした格好いい男性が…
「おお、蔵本…」
「長野さん嫌がってるだろ…離してやれよ」
「お、おう…」
クラスメートを追っ払うと、私に笑顔を向けてくれた。
「茜ちゃん、久しぶり」
「久しぶりー」
「「へっ!?」」
蔵本くんは挨拶をすふと、先生と仲の良かったクラスメートの元に向かった。
蔵本くんが離れると、近くで見ていた3人に詰められた。
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