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甘い時間は2人きりで
第11章 同窓会
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友達だと言う美咲さんから隣の男について教えてもらった。
茜さんとは幼馴染みで、高校ではモテモテで秀才でイケメンって…
ヤバい…勝てる要素0やん…
「そんな暗い顔しないの。大丈夫たよ」
「酔っ払って、男にお持ち帰りされやんか心配なんすよ…」
「…山岡くんってライブの時と印象違うよね。一途っていうか、可愛い部分あるじゃん?」
「そうっすか?まぁ、茜さんに対して甘々なのは自覚してますけど…」
目の前で大好きな彼女が他の男に絡まれてるのに、出て行けない自分が腹立たしい…
あそこに居る人らの前で『茜さんは俺の』って見せつけてやりたい…
服をはだけさせて、身体中のキスマークを晒してやりたい…
独占欲と嫉妬で悶々としている俺を美咲さんが宥めてくれる。
「大丈夫!私に任せといて。茜は誰にもお持ち帰りさせないから!山岡くんも彼氏なら自信持ちなさい!」
「ありがとうございます」
「山岡くんはここで悶々としながら見てればいいから!」
「や、それは困ります…」
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