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甘い時間は2人きりで
第13章 大人なデート

茜さんの方を見ると、目を閉じて幸せそうな顔で肉を噛み締めている。
その顔を見ると、こっちまで頰が緩んでしまう。

よく見ると岩塩とソースで食べてるが、ワサビが全然減ってないように見える。

「…茜さんって、ワサビ苦手?」
「うん。ツンとするのがちょっとね…私、味覚は大人じゃないから」
「じゃあ、お寿司とかサビ抜きの方がいいんやな…」
「うん…家飲みする時も、甘いチューハイを飲んでるかな?」

「家飲み」というワードで、あらぬ妄想に頭が再び働き出す…

口では1人エッチしてないっていくらでも言える。
でも、1人でほろ酔い状態になったら、身体は疼くやろ?

俺のこと想いながら、蜜で濡れたクリを弄ってるんかな…?
エッチの時に見せる気持ち良さげな、切ない表情で自分の身体を慰めてるんやろうな…


それか俺と飲んでて、茜さんをベロベロに酔っ払わせて、エッチするのもええな…
オシャレなホテルで、ワインを口移しで何回も飲ませて、トロけた顔の彼女をソファに押し倒して…



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