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甘い時間は2人きりで
第14章 秘密の一室
「ここで何してるの?」
春「ここはメンバーだけのプライベートスタジオみたいなとこかな?作曲したり、簡単な音録りをしたり。スタッフが居らんから、気軽に楽曲制作が出来るスペースやな」
普通のマンションの一室かと思ったら、そうじゃないんだ…
春「俺ん家に作業部屋あるやろ?それと一緒。流石に俺1人で作曲してると、詰まってくるとこが出てくるねん。メンバーと集まって、アイディア出し合って、曲の肉付けをしていくんよ」
涼「あとは、楽曲制作以外でもよう集まったりするよな。ゲームしたり、泊まれるようにしてあるんですよ。音漏れもしやんから、ギター弾きまくりっすよ」
義「まあ、ドラマは置かれへんけどな」
なんて会話をしつつ食事を共にしていると、あることに驚かされた。
それは、大橋さんの食欲。
春人や谷さんと比べると、身体が小さくて、春人より華奢なのに…
おかわりのペースが早いし、食べる量も多い。
「結構食べるんだ…」
涼「昔からよう食べてましたよ。食べた分だけ縦に伸びて欲しかったんすけどね…」