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甘い時間は2人きりで
第14章 秘密の一室

ご飯をご馳走になったので、そのお礼に皿洗いをして、皆にコーヒーを渡した。

義「彼女さん、コーヒー美味いっすよ」
「ありがとう」
涼「ええな、ハルは。こんな美味いコーヒー飲めるなんて…」
春「…ちょっと時間まで曲作りするから、作業部屋行っとくからな」

春人はそう言うと、リビングから出て行ってしまった。
まだ帰るまでに時間があるというので、大橋さんと谷さんの3人でゲームをすることに。

「あー、懐かしい!」

大橋さんが取り出したゲーム機は、私が小学生の頃に流行っていたレースゲーム。
よく友達と一緒にやり込んでたなー。

涼「長野さんもやってたんすね。じゃあ、ルールとか分かってるか…」
「覚えてるけど…久しぶりだから、ちょっと手加減してね…」
涼「分かりましたー」

義「…デレデレして。ハルが居らんくて良かった…」




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