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甘い時間は2人きりで
第14章 秘密の一室

30分後…

「やったー!また私の勝ち!」
涼「いや、今のはヤマトが俺の膝に乗ってきたから、集中力が途切れたせいで…」
義「ヤマト…ご主人が自分の腕が敗因やのに、お前のせいにしてるぞ…」

ガッ!

涼「痛っ!ヤマトごめんって!」
「あはは!」

大橋さんといい勝負をしていると、リビングに顔を出した。

春「茜さん、もう行こうか?」
「あ、もう時間?」

時間を確認すると約束の時間になったので、帰り支度を始める。
荷物を持って玄関先まで行くと、男性陣とペット達がお見送りしてくれた。

「今日はお邪魔させてもらって、ありがとうございました。
涼「いえいえ、いきなり連れて来てすんませんでした。俺らも良い気分転換になりました。また遊びに来て下さいね」
義「…ありがとうございました」

「じゃあね、わたげちゃん。ヤマトちゃん」
春「茜さん送ってきたら、すぐ戻ってくるから」

部屋を出てエレベーターに乗り込むと、いきなりキツく抱き締められた。



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