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甘い時間は2人きりで
第15章 オフな1日
しばらくわたげと遊んでいると、わたげが眠たそうに俺に寄ってきて、あくびをする。
それを見ていると、眠たくなってきた。
俺も昼寝しようかな…
わたげの散歩は陽が落ちてから、行かな暑いやろうな。
まだ義彦が来るまで時間あるし、1時間くらい寝よ…
ーーーーーーー
「ん…ふぁーぁ」
起きる時間、ちょっとオーバーしてもうたな。
わたげは、俺の股間に顔を埋めて熟睡中。
…バランス良いのは分かるけど、男の大事なトコに顔突っ込むなよ…
熟睡しているわたげを起こさないよう、そっとソファに寝かして、俺は晩飯のカレーを作り始める。
フライパンで茹でた野菜と水をポトフ鍋に入れて、ある程度煮立ったらルーを投入。
カレーが出来上がる頃には陽が落ちたので、わたげを散歩に連れて行く。
朝と同じコースを歩き、部屋に戻ると玄関の前に見知った顔が…
「おう、ハル」
「よっ」
ドラムのヨシだと分かると、嬉しそうな顔をするわたげ。
俺と茜さんの次に懐いているヨシの元に駆け寄った。