この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第3章 酔って愛して

「何か手伝うよ」
「魚焼くだけやし、ゆっくりしといて」
「でも…」

やる事無いからって不安そうな顔せんでもいいのに。

「じゃあ、わたげの相手してくれる?茜さんに会いたがってたから」
「うん、おいでわたげちゃん」
「ワン」

茜さんに会えて余程嬉しいのか、すごい勢いでしっぽを振ってる。
でも彼女は元気が無いのか、わたげを撫でていてもどこか浮かない表情をしている。

「んー…」

ーーーーーー

「…浮かない顔してるけど、何かあったん?」
「えっ?」

食事中、向かいに座る茜さんに話しかけた。

「何にも無いよ。ご飯美味しいね」

無理に笑いを作る彼女に彼氏として少し凹んだ。
何も言ってくれやんの?
頼りないんかな?

「何にもないわけ無いやろ?」
「えっ…」
「俺は社会人として働いたこと無いから茜さんの悩みとか分かってあげられやんと思う。話聞くくらいしか出来やんよ…」

少しキツイ口調になっていたが、止まらなかった。

「でも好きな人が悩んでる時は傍に居て、少しでも楽にしてあげたいよ。茜さんからしたら俺ってそんな頼りない?」
「ご、ごめんなさい…」
「あっ…」


/748ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ