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甘い時間は2人きりで
第19章 混浴露天風呂
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まだ引きずってるみたいで、春人も嫌だよね…
「仕事の関係ならいいの。ホントごめん」
「…もし、茜さんが他の男とお酒飲んで楽しそうにしてたら、俺やって嫌やで?仕事関係でも…嫉妬するし、ちょっと引きずるし…」
少しムッとしたように呟いた。
「やから、茜さんが嫉妬するのは当たり前のことやし、俺も勘違いさせることもあるかもしれん。だけど、俺は茜さんだけやから。茜さんと……したいと思ってるし…」
「えっ?」
聞き返すと、「何もない」とそっぽを向いた。
心なしか、耳が赤くなってる?
「何が言いたいかと言えば…他の女の子と居っても、俺は茜さんのこと想ってるから、それ知っといてくれたらいいから…」
「うん」
私も同じ状況でも、春人のこと想ってるよ。
…なんて恥ずかしいから、言わないけど…
「なぁ…キス、したい」
「うん」
「いいの?」
返事の代わりに春人の唇に吸い付いた。
少し唇が震えると、片手で抱き寄せて、もう片方は私の手を恋人繋ぎにしてくれた。
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