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甘い時間は2人きりで
第19章 混浴露天風呂
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寝てたらって…
「私、女の子と相部屋なんだけど?」
「今日はいっぱいキスマーク付けたから、見られんの嫌やろ?」
そうだった、背中と胸辺りに付けられたんだった…
いつも起きると結び目が解けて、前がはだけた状態になることが多いから、それは…
「春人、解けないように結んで!」
「了解」
私の前にしゃがむと、手際よく帯を結び始めた。
結んでくれるのはありがたいんだけど…
「はぃ、こう結んだら、解けにくいから。もし朝解けてたら試して」
「ありがとう…でも、春人も着替えた方がいいよ…目のやり場に困る…」
2人とも着替え終わって、貸切風呂から出てきた。
「楽しかったねー」
「まあ、誰か来ないかヒヤヒヤしたけど…」
「ふふっ。明日の夜また連絡するから」
「うん。おやすみなさい」
「おやすみ…あ、茜さん」
部屋に戻ろうとしたところで、春人に声を掛けられた。
「ん、何?」
「今度は2人で旅行しよな?」
「うん」
「へへっ」
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