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甘い時間は2人きりで
第21章 冷たい視線
少し躊躇った後、軽く触れるだけのキスをくれた。
茜さんは顔を真っ赤にして、モジモジしながら布団に隠れてしまった。
無理しんどい、可愛い…
もう何百回とキスしてんのに、その反応は可愛すぎるで…
俺も布団の中に入って、照れてる茜さんの唇をゆっくり舐めた。
しばし見つめ合ってから唇を重ねた。
「はる、好きぃ…」
「はぁ、俺も好きやで…」
チュウ、チュル…
布団で包まれてるからか、リップ音がいやらしく聞こえる…
キスだけやのに、気持ちいい。
もうこのままツアー先に連れて行きたいくらいや…
一緒に居ったら守ってあげられるし、人目も多いし…
バン!
「茜さん、大丈夫!?」
勢いよく扉が開くと、誰かに思いっきり布団をめくられた。
顔を上げると、そこには涼介と秦野さんが…
「は、ハル!怪我人相手にナニを…!?」
「な、何もしてへんわ!てか、開ける時はノックぐらいせぇよ!!」
抱き合ってキスしてるとこを見られた茜さんは、恥ずかしがってまた布団に隠れた。