この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第22章 犯人

「ありがとうございました」
「いえ、失礼します」

気分が落ち着いたので、フーッと深呼吸をした。

「そういえば、藍さんは?」
「母さんなら、昼飯を買いに行ったよ。売店の弁当は種類が少なくてな、外に行ったんだ」

すると、袋を持って藍さんが入ってきた。

「ただいま戻りましたー」
「ああ、母さん…」

お父さんは先ほどの私の様子を話してくれた。

「ちょっとお父さん!?『茜ちゃんの事頼みますよ』って言ってたでしょ!」
「いや…ずっと目を瞑ったままだったから、寝てるかと思ってな…本当にすまん」

大丈夫だと声を掛けようとしたら、看護師さんが食事を持ってきた。

「長野さん、お昼にしましょうか」

目の前に食事が用意されると、藍さんは自分の弁当を片付けて、私に食べさせようと箸を持った。

「え、先に食べてよ?」
「何言ってるの?私なら後で食べるからいいの。はい」

口の前に煮物を差し出され、口に放り込んだ。




/748ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ