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甘い時間は2人きりで
第22章 犯人

「やっぱり食べさせてもらうのって、落ち着かない…」
「今の状態なら仕方ないだろ。今のうちに母さんに甘えときなさい」
「ん…」

藍さんの顔をチラ見すると、ニコニコして凄い嬉しそうに食べさせてくれる。
高校以降、甘える機会が無かったから、嬉しいのかな…

食後、薬を飲んでゆっくりしていると、ノックの音にまた身体をビクつかせてしまった。

「もうやだ…ノック音にいちいち反応するの…」
「茜ちゃん大丈夫、美咲ちゃんよ」
「美咲!?」

部屋に入って私を見ると、涙をぼろぼろ零しながら抱き付いてきた。

「あかねー、良かった」
「美咲、力入れ過ぎ…」
「そりゃあ力も入るわよ!私が一晩中どんだけ心配したか…」

腕が小刻みに震えているのが分かった。

「本当に…死んでなくて良かった…茜が暴行されたって聞いた時、頭が真っ白になったの。何かあったらどうしようって…」
「美咲、わ、私…ふえぇ…」

2人抱き合ったまま、お互いの肩を涙で濡らした。




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