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甘い時間は2人きりで
第22章 犯人

2人で謝り合っていると、春人が間に入ってくれた。

「こらこら、もう終わったことやから、な?」
「山岡さん、茜ちゃんの傍に居て下さってありがとうございます」
「いえ、体調の方はどうですか?」
「今はもう大丈夫です!」

ここに来る前に、春人に身体中キスされていたのが頭をよぎり、顔が熱くなった。

「茜ちゃんどうしたの?」
「な、何でもないよ…お母さん」

「お母さん」
その一言で、藍さんは少しの間動かなかった。

「お母さんって…」
「うん、ごめんね、今まで名前で呼んでて…入院しててずっと傍に居てくれてありがとう」

涙をポロポロ零しながら、私を抱き締めてくれた。

「無理して『お母さん』って呼ばなくても良いのよ…」
「無理してないよ。照れ臭くて呼べなかっただけ」
「う、嬉しい…」

春人は少し離れた場所で、抱き合ってる2人を微笑みながら眺めていた。




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