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甘い時間は2人きりで
第23章 久しぶりの2人の時間

赤くなって俯いた私の手を引いて、脱衣所に向かう。
久しぶりに一緒に入浴するので、春人は楽しそう…

ニコニコしながら私の服を脱がせて、自分の服も脱ぎ捨てた。
春人の裸体が目に入ると、恥ずかしくてなって身体から目を逸らした。

「は、入る前に、これ右腕に付けて…」

コンビニで買った大型ポリ袋を春人に渡した。
ギプスが濡れないように、スッポリと被せてもらい、浴室へ。

スポンジを取ろうとしたら、春人に先に取られた。

「久しぶりに俺に洗わせて?」
「じ、自分で出来るから…」

洗ってもらうと、エッチな触り方になって、のぼせる寸前まで気持ち良くさせられちゃう。

「だって、いつも身体触ってくるでしょ?」
「風呂場では襲わんから安心して。ほら、座って」

鏡越しに春人を見ると、普段入浴する際には付けないタオルを巻いていた。

「珍しいね、タオル付けて」
「まあね。骨折してるのに、風呂場でエッチしたら危ないやろ?タオルは予防線みたいなもん」

予防線の割には、大事な部分は盛り上がってるけど…



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