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甘い時間は2人きりで
第23章 久しぶりの2人の時間
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ーーーーーーー
「ふぁ…」
ボヤーっとした意識の中で目が覚めた。
まだ6時か…
「眠い…」
頭を右に傾けると、皺だらけの乱れたベッドが目に入った。
「うわぁ…」
昨夜の行為を思い出し、1人赤面…
久しぶりだったけど、昨日のエッチも恥ずかしかったな…
左には、コアラのように私に抱き付いて眠っている春人が…
何時間経っても、まだ抱き締めたままとは…
「ふへへ、茜さん…」
「……」
エロい笑い方…
夢の中で私何されてるの!?
あんまり知りたくないな…
仕事はお昼からっていってたから、もうちょっと寝かせてあげよう…
「……」
春人の寝顔、久しぶりに見たな…
寝ててもカッコいいんだな。
前髪を指で挟んで遊ぶ。
左手を頰に添え、顎にそっと這わせて、親指で唇をなぞる。
春人のぷっくりした唇、キスされると唇を包まれてるような気持ち良さがあるんだよね…
「…さっきから、何してんの」
「…!?」
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