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甘い時間は2人きりで
第25章 不安を打ち消す存在

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「茜どうした?ご飯の時上の空だったが…」

夕食後、元気の無い私をお父さんが気にかける。

「腕は治ったけど、まだ夜道と後ろに立たれるのが怖いの。会社に戻るまでに治さないといけないのに…さっきも外に出てみたけど、誰か居ないと不安で押し潰されそうになった…」

まだ取れない恐怖に焦りと不安だけが募っていた…

「茜、焦るなよ。焦りは禁物だ。早く仕事に復帰したい気持ちは分かるが、もう少し心に余裕を持たせたらどうだ?
もし年明けまでに夜道への恐怖が消えないなら、実家に居ればいい。母さんは免許を持ってるから、送り迎えをしてもらえばいい。夜道を歩く練習で怖くて動けなくなっても、裕太とペロが駆けつけてくれる。愚痴を零したいならパパが聞いてやる。
茜はまだ遠慮してるかもしれんが、家族なんだから遠慮するな。パパ達は茜が大事だからな…」

お父さんの温かい言葉に涙が止まらなかった…
涙で濡れたままの顔を胸に押し付けて泣いた…

「ふぇ、ぐすっ、お父さ…」
「泣きたいなら、泣いとけ」




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