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甘い時間は2人きりで
第4章 気持ちよくなって:勉強編
「わたげはココで寝るんやで」
ベッドの傍にわたげちゃん愛用のクッションを置いてあげる。
「まあ、置いてもベッドに登ってくるんやけどな…」
笑いながらベッドに潜り込む。
「お腹痛くない?」
「うん、薬飲んだから大丈夫だよ」
「お腹冷やさんようにしないとね」
頭を撫でながら、唇を舐められる。
「もうキス一回したい…」
熱を持った瞳で見つめられ、そのまま引き寄せられるように唇を重ねる。
春人のキスは甘くて気持ちが伝わってきてすごく好き。
今日は身体を繋げられないから、キスをもっとして欲しい…
グリッ
その瞬間、お腹の辺りに硬いものが当たった。
「春人…!?」
「ご、ごめん…茜さんとキスすんの気持ちいいから…」
「あっ…」
「最近1人でシてなかったから、溜まってたんかな…ごめん」
最後の方は聞き取れなかったけど、離れる時に表情はどこか辛そうだった。
やっぱり我慢するの辛いのかな?
意を決して春人に声を掛けた。
「は、春人…」
「うん?」
「わ、たし…」
『私が気持ちよくしてあげようか?』
「茜さん?」
「……やっぱり何にもない!」
「えっ!?」
「おやすみ!」
真っ赤な顔を隠すように布団を被った。
恥ずかしくてあんなセリフ言えない!!