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甘い時間は2人きりで
第27章 それぞれのお正月

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茜サイド

「明けましておめでとうございます」
「「おめでとうございます」」
「去年は色々ありましたが、今年も皆が健やかに過ごせますように」

お父さんが挨拶を終えると、それぞれお節に箸を伸ばす。
お節はお母さんと一緒に作った手作りで、雑煮は私に任された。

社会人になってから作り出したこよ雑煮を、今日初めて家族に雑煮を食べてもらう!

すると、お父さんがお椀を持って汁を啜った。
どういった感想がでてくるのか、非常にソワソワする…

「うん、茜美味いよ」
「ホント、良かった…」

お母さんと裕太も「美味しい」と言ってくれて、気持ちがホッとした。
お節は初めて作ったけど、それも家族に好評だった。

「茜ちゃん、一人暮らしの時はお節はどうしてたの?」
「デパ地下で1人用のお節が売ってたから、それを毎年買ってたよ」

実家で正月を探したのは高校までで、大学からは1人で過ごしていた。
その頃は、自分の家族に関わらないようにしてたため…
自分が関わっていくことで、家族3人との仲が壊れそうで…




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