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甘い時間は2人きりで
第28章 新居へ引っ越し
神奈川から迎えに来てもらうのは、いつも申し訳ないとお母さんに伝えると、『気にしないで』と微笑んでくれる。
「お母さんも茜さんに頼ってもらえて嬉しいんやろうね」
「そうだね」
「もし何かあったら1番先に俺に言ってや!俺は彼氏なんやから!」
「うん、ありがとう…」
ーーーーーーー
食後、春人がお風呂に入ってる間にスマホであるものを見ていた。
「んー、ココは?」
「茜さーん、何見てんの?」
「うわっ!?ビックリした」
いきなり春人に後ろから抱きつかれ、ビックリしてスマホをクッションに落とした。
「物件情報…引っ越しすんの?」
「うん」
ストーカーの件があったのもきっかけだが、これを機に引っ越すことにした。
家族からは「まだ不調のある状態だから、神奈川から通えば良い」と言っているけど…
2週間のうち2度ほど実家から通ったけど、通勤に時間がかかるので、実家から通うのは辞めた。
広さや築年数は特にこだわっていないが、今度住む物件に求めるのは、セキュリティがしっかりしているところ。