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甘い時間は2人きりで
第28章 新居へ引っ越し

「引っ越しはいつするん?」
「まぁ、今荷造りしてるんだけど…」
「全然進んでないよな…」

連日の仕事疲れと仕事の持ち帰りで、荷造りが進まないんだよね…


「んー…来週の土曜やったら、午前中時間あるから手伝おか?」
「いいの?」
「もちろん」
「ありがとう。手伝ってもらおうかな?」
「うん」

春人がいれば、少しは片付くから頑張ろ。

「茜さんも風呂入ってきて。後でマッサージしてあげるから」
「うん」

お風呂から上がってベッドに座ると、春人がグッと肩を揉んでくれる。

「デスクワークでだいぶ固なってるな…」
「んっ…」
「茜さん」
「はぁん…」

んー、気持ちいい…
意識が溶けちゃいそう…

うつ伏せにしてもらい、今度はふくらはぎを揉む。

「あ、んん…」
「…茜さん、疲れてる時はエッチしやんのやから、そんな声出さんといて」
「んー、だってぇ…気持ちいいんだもん」

(んんん…シたい!でも疲れてる時の茜さんイケやんからな…)



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