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第29章 2人きりの旅行

割れ目を広げられ、後ろの穴に指が触れた。

「いやっ…」
「大丈夫。撫でるだけやから」
「う、うあっ…」

円を描くように指が動き、もう片方の手はお尻を揉んでいる。
乳首を舐められてるから、僅かな刺激にも感じてしまう。

乳首を軽く噛まれて、痺れるような快感が走り、崩れ落ちた。

「はぁ…」
「おっと」

春人の腕の中に収まると、唇にチュッと吸い付かれた。
お湯の熱さと甘い刺激から、少し頭がクラクラする…

「顔真っ赤…熱いから無理させちゃったね。お風呂出てちょっと涼もうか？」
「うん」

春人に手を引かれて、湯船から出た。
着替える途中で髪の毛を下ろそうとしたら、春人に止められた。

「髪はアップのままにしといて」
「えっ？」
「凄い色っぽいから」

部屋に入ると、寝室に誘われた。
2つ並んだ布団を改めて見ると、心臓が少しずつ高鳴っていく。

「茜さん、来て」

緊張したまま、布団の上に座った。

「気持ち悪くないなら、お酒飲む？」
「うん…」