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甘い時間は2人きりで
第30章 春人の異変

春人はベッドから起き上がると、すぐにシャワーを浴びた。
ベッドに座り、持ち込んだドライヤーで春人の髪の毛を乾かしてあげる。

「明日も休み?」
「うん。日曜日だから」
「やったら、今日はライブ観ていって。俺の大事な兄貴のライブも観て欲しいし」
「いいの?チケット持ってないよ?」

本当は日帰りで来たから、着替えとかも無いんだけど…

「ええよ、俺が話通しとく。手術前の歌声を聴いといて欲しいんや。まぁ、手術しても声は変わらんけどな…」

部屋を出る際、少し緊張した面持ちの春人に「大丈夫」と声を掛け、皆が待つロビーに向かった。
春人が現れると、全員春人の周りに寄ってきた。

その中に怒っている表情をした人は居らず、皆心配した表情をしている。

「あの…すいませんでした」

深々と頭を下げた春人に皆沈黙…
若干ソワソワしてそれを眺めていたら。

涼「は、春人ー!!」
「うわっ!?」

涼介さんが春人にタックルするように抱き着き、涙を流した。

涼「良かった、出てきて…」
「お前…泣くなよ」
涼「だって…春人」
「…悪かったな」




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