この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第30章 春人の異変

来てくれたのは若いスタッフさんで、去年の横浜ライブの時に、私を会場まで送ってくれた人。
彼の手には、ジャケットが。

「リハがひと段落しましたので、お迎えに上がりました」
「すみません。ありがとうございます」
「いえ。そうだ、会場へはコレを着て入ってください」

渡されたジャケットには「CREW」の文字と、対バンするアーティスト名が書かれていた。
それを着用し、スタッフさんの運転する車に乗り込む。

「しかし、彼女さんは凄いですね。僕らが頑張ってもハルさんは部屋から出てこなかったのに」
「そんな事無いですよ。春人も部屋から出る直前も躊躇ってましたから」

照れ臭くなって、顔を窓際に寄せる。

「うちのチーフマネージャー、彼女さんのことお気に召したみたいで、『長野さんをマネージャーにスカウトしたい』って言ってましたよ」
「そうなんですか…?」

「はい。メンタル面でのサポートをして欲しいと…」
「…お気持ちは有り難いんですが、私の事を必要として下さってる会社があるんで…」




/748ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ