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甘い時間は2人きりで
第5章 気持ちよくなって:爆発編

誰なのか分かると、踵を返して来た道を戻ろうとした。

「…ちょっと、なんでUターンしようとしてるん?」
「…なんでここに?」
「ごめん…連絡しても全然反応無いから、何も言わんと来ちゃった…」

何か言おうとしたら、何人かこちらをチラッと歩きながら見ていた。
入り口で話してたら、誰かに気付かれちゃう…

「とりあえず入って…」


「はい。コーヒーと、ガトーショコラ」
「おお、美味そう」

ケーキを口に含むと、私が好きなクシャッとした笑顔を向けてくれる。

「美味しいよ」
「ありがとう…」
「…茜さん、何かあったん?」
「…」

ここ数日の件を遂に話す時が来てしまった。
少し動揺して掬ったケーキがお皿に落ちた。

「…何でもないよ。ちょっと忙しかっただけ…」
「ホンマに?」
「ホントホント」

何で私、嘘付いてるんだろ…
そう言うと、「はぁ…」と大きなため息を吐き、私の顔を両手で挟んだ。

「んぅ…!?」
「本当のこと言って…」
「言ってる…」
「やったら、俺の目見て言って」



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