この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第6章 気持ちよくなって:甘い夜と練習編
一応可愛い服は持ってきたけど、期待する程の服じゃないから。
何てことを思ってたら、春人の住んでるマンションに到着した。
「お邪魔しまーす」
玄関を開けると、わたげちゃんが全速力でこちらに向かってきた。
「ワン!」
「わたげちゃーん!」
両手を広げてお迎えしてあげれば、尻尾をすごい勢いで振って大喜び。
「久しぶりだねー」
「くぅーん」
「そうだね、先週は来れなくてごめんね…」
「わたげー、俺もー」
春人に渡すと、満面の笑みでわたげちゃんに頬ずりをしている。
可愛い…写真撮りたい…
荷物を置き、晩ごはんを作ろうとキッチンに立つと、春人がエプロンを渡してくれた。
「俺が使ってるエプロンの小さいサイズ。茜さんにどうかなーって?」
「わー、ありがとう」
着けてみると、黒色でクールな感じ。
童顔な私には少し大人っぽいかな?
「どうかな?」
「似合ってるよ。サイズもピッタリやし」
「ありがとうね。晩ごはん私が作るから、わたげちゃんと遊んでて」