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牝奴隷麗華の露出日記
第2章 麗華の痴漢体験記(痴漢や晒し者にされて感じる肢体)
「ちょっとすみません。何をしているんですか? さっきからずっと・・・」
私は、もうビックリしちゃって……。一瞬、心臓が止まりました。
電車の中に冷たい空気が流れます。首は振らずに、目だけをキョロキョロ動かして、周囲の気配を伺いました。
声は少し遠くからしたようです。大丈夫。私達の事ではありません。どうやら同じ車両の中で、誰か別の男性が痴漢をしていたみたいです。
でも騒ぎ立てる人は誰もいません。みんな、その声を無視して冷静を装っているのです。
おそらくこの声を出した紳士は、東京の満員電車にまだ慣れていない男性だったのではないでしょうか?
ちょっと電車の中で、この紳士だけが浮いてしまった感じです。
痴漢なんて朝の通勤ラッシュの電車では、珍しいことではないんですけどね・・・。
あるいは痴漢自体を、初めて見たのかも知れません。