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『コミックサイトで逢いましょう』―番外編―
第3章 【第三部】 春の日の泡沫(うたかた)の………
「そんなに感じる?モトミのここ相変わらず敏感だね。もっと良くしてあげる」
そう言ったかと思うと指先に力を加えて、小さな蕾を揉み上げる。
身体にキリキリとした痛みが走り顔をしかめるモトミ。
だが、僅かに開いた口から漏れるのは甘い吐息ばかり。
「やだッ…、ぁあ……だめ…コウ」
「駄目じゃないだろ?もっと素直に言ってご覧。ホントはどうなの」
相手の意地悪い問いかけに、モトミはつぶらな瞳を潤ませて無言で答える。
その表情を見て、ツンと勃ちあがった小さな突起から指を放すと、耿輔はモトミに覆い被さる形に体勢を立て直す。やがて、柔らかな茶髪がゆっくり降りて、熱い唇にうなじを吸い上げられた。チクリとする刺激が一層モトミの官能を誘う。
「ぁん…だめだって。そんなとこにキスしちゃ…困るよ。バイトあるのに」
「じゃ、此処に刻印(しるし)を付けたらバイト行かないでいてくれる?」