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堕天使 1st gig.
第23章 龍大兄
リナとの未来、リナと子供の未来だけが俺の守るべき未来なんだと考え続ける俺にリナが

『アルトは子供にだけ夢中になるパパ?』

と拗ねたように聞いて来る。俺はリナに

『お前が居ないと俺はダメ親父になるだけだ。』

とキスしてやる。だからリナが笑って俺に

『愛してる。』

と言って来る。俺はリナを抱えて

『愛してやるよ。』

とベッドに連れて行くとリナが

『ご飯の後片付け…。』

とジタバタするが俺は

『俺が先…。』

とリナをベッドに押さえ込んでいた。戦闘服を脱ぎ、リナを脱がせ、リナの顔にキスをする。クリップのような髪留めで束ねた銀の髪から髪留めを外すと背中に流れるように銀の羽根が広がる。

子供を潰す訳にはいかないから俺はリナを俺の上に乗せて

『お前が動けよ。』

とリナの乳首を舐めながら言ってやる。敏感なリナだから、もう濡れていてリナが俺のペニスを掴んで

『赤ちゃんに嫌われるよ。』

とリナの中に挿れていた。リナの出て来た腹を撫でて

『愛がない夫婦よりいいはずだ。』

と俺は開き直っていたがリナはもう

『んぁっ…、あぁ…。』

と感じて悶えていた。後はリナにキスしてリナが満足するまで俺はリナを突き上げる。いつものクリスマスで来年もきっと子供が居ても俺はリナをこうやって抱いているんだと思いながら俺はリナを抱き続けていた。

『アルト…、イクゥ…。』

『もっとか?』

そんな風に俺に堕ちて来る天使を俺は手に入れて満足する。それは翔が望んだ未来で、俺が手に入れた未来だから、その未来を手放せない俺はリナを抱き続け

『愛してる。』

と繰り返す。

『もう…、あぁん…、無理…。』

と叫ぶ力すら失くした天使の中に俺は果てて堕ちていた。

俺の上で眠ってしまったリナをただ抱えて俺は満足していた。

過去はどうでもいい…、だから、翔の事は俺は忘れるべきで、王は犯罪者としていずれ取り押さえてやる。

それがリナと子供の為なのだから、リスクを覚悟で俺はいつも通りに戦闘するだけだ。

そんな事を考えながら、俺はリナを抱えて眠っていた。
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