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堕天使 1st gig.
第6章 山内

俺は小雪が言いたい事がわからずに
『んあ?』
と聞いてみた。小雪は完全に女の顔をしてから
『女の子はすぐに大人になるんだよ。だから、後悔しても知らないよ。』
と俺に言う。俺はふざけて
『小雪に関しては結構後悔してるぞ。』
と言ってやる。小雪は
『なら、リナちゃんとは後悔しないようにね。』
と言い出した。それって、どういう意味だよ?そう聞きたい俺は小雪の家の前だから車を停めていた。だが俺が小雪にそれを聞く前に小雪はさっさと車から降りて
『寄り道しないで早く帰ってあげなよ。』
と俺の前から立ち去っていた。お前が寄り道させたんだろ?小雪にそう文句を言ってやりたかったが小雪の姿は既になく、俺はなんとなく小雪との関係は完全に終わったと感じていた。
家に帰るとリナが居なかった。まだ昼前だから買い物にでも行ったんだろうと俺は冷蔵庫からビールを出して呑んでいた。
2時間が経ちさすがにリナの携帯を鳴らすかと俺が迷った時にリナがやっと帰って来た。
既に2本目のビールを開けていた俺にリナが
『帰ってたの?なら連絡くれれば良かったのに。』
と少し拗ねたように言って来る。
『どこ行ってた?』
『コンビニ。』
『2時間もか?』
そう言った俺にリナが少し嫌な顔をして
『今日は黒田さんがしつこかったから…。』
と言い出した。
『誰だよ…、それ?』
『最近コンビニに来たアルバイトの大学生の人だけど、どっか遊びに行こうってちょっとしつこいの。』
『ふーん…。』
考えれば世間じゃ今日は日曜日だ。そんな普通の曜日の感覚すら俺は失っている。コンビニの男は午前中だけバイトだから、昼からリナに遊びに行こうと言っていたらしい。
『暇なら行けよ。俺は寝るから。』
温くなったビールを飲み干し、俺はリナに背中を向けて布団に転がっていた。そんな俺の背中に向かってリナが何故かキレたように
『行かない!』
と叫んでから俺の布団に入って来る。
『入って来んな。』
『なんで?』
『襲うぞ…。』
『しないくせに…。』
そうリナに言われて俺は固まっていた。
『んあ?』
と聞いてみた。小雪は完全に女の顔をしてから
『女の子はすぐに大人になるんだよ。だから、後悔しても知らないよ。』
と俺に言う。俺はふざけて
『小雪に関しては結構後悔してるぞ。』
と言ってやる。小雪は
『なら、リナちゃんとは後悔しないようにね。』
と言い出した。それって、どういう意味だよ?そう聞きたい俺は小雪の家の前だから車を停めていた。だが俺が小雪にそれを聞く前に小雪はさっさと車から降りて
『寄り道しないで早く帰ってあげなよ。』
と俺の前から立ち去っていた。お前が寄り道させたんだろ?小雪にそう文句を言ってやりたかったが小雪の姿は既になく、俺はなんとなく小雪との関係は完全に終わったと感じていた。
家に帰るとリナが居なかった。まだ昼前だから買い物にでも行ったんだろうと俺は冷蔵庫からビールを出して呑んでいた。
2時間が経ちさすがにリナの携帯を鳴らすかと俺が迷った時にリナがやっと帰って来た。
既に2本目のビールを開けていた俺にリナが
『帰ってたの?なら連絡くれれば良かったのに。』
と少し拗ねたように言って来る。
『どこ行ってた?』
『コンビニ。』
『2時間もか?』
そう言った俺にリナが少し嫌な顔をして
『今日は黒田さんがしつこかったから…。』
と言い出した。
『誰だよ…、それ?』
『最近コンビニに来たアルバイトの大学生の人だけど、どっか遊びに行こうってちょっとしつこいの。』
『ふーん…。』
考えれば世間じゃ今日は日曜日だ。そんな普通の曜日の感覚すら俺は失っている。コンビニの男は午前中だけバイトだから、昼からリナに遊びに行こうと言っていたらしい。
『暇なら行けよ。俺は寝るから。』
温くなったビールを飲み干し、俺はリナに背中を向けて布団に転がっていた。そんな俺の背中に向かってリナが何故かキレたように
『行かない!』
と叫んでから俺の布団に入って来る。
『入って来んな。』
『なんで?』
『襲うぞ…。』
『しないくせに…。』
そうリナに言われて俺は固まっていた。

