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【Onlooker】~サラが見たもの~
第5章 アイドルの、掟(ルール)?

 それを聞いたサラは、初めて紺野の指名を受けたあの時。行為の後で咲花が受け取っていた封筒の中の札束を思い起こしている。


「だからお前が本当に気にすべきことは、それよりも――」


 そう言いかけた黒木の言葉に、サラはピンとくるものがあった。


「もしかして、零子さんの――こと?」

「なんだ、わかってんじゃねーか」

「なにも、わかってなんかないけど。気にはなってたのは、確かなのかな。それで実際、あの二人の関係って……?」

「俺も別に詳しく知ってる訳じゃねーけど。社長はオンルッカーを立ち上げる前に、俺がいたのと同じ店でキャストとして出ていたことがあるんだよ」

「お店って、キャバクラでしょ? まさかホントに、あの零子さんが……」

「ああ、俺とは時期がダブってねーけど。かなりの人気嬢だったらしいとは店長から聞かされてた。とはいえ、ある意味で大きな欠点があってな。ナンバーワンにはなれなかったらしいが……」

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