この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
【Onlooker】~サラが見たもの~
第1章 見るだけの、お仕事?

「お、女同士とか……そんな……ことっ!」


 ――ピクン。

 零子の指先がツンと突くよう大事な部分に当たり、サラは身体を震わせた。

 恥ずかしくないわけがない。スカートの中の零子の手は、サラの下着の表面をじっくりと弄ってきている。

 もう、とっくに自覚していた。下着がぐっしょりと濡れてしまってること――。


「お、お願いですから。私……」


 只でさえ、セックスに至ろうとする二人を見ている状況である。その上に、そんなことまでされては、なんだか気が変になってしまうそうだ。

 零子は右手でサラの肩を抱き寄せるようにして、左手では尚も敏感な部分を触り続けてくる。そうしながら、サラの耳元に優しく囁きかけた。


「サラちゃんて……感じやすいのね」

「ああん、もう……そんなこと、言わないでくださ……あっ」

「もっと感じても、いいわ。だけど、あの二人から――いえ、彼女からは目を離さないで」

「わかってますけど。だから、その手をどけて……んん」

「いいから、見なさい。ほら――今度は彼女の方が、サラちゃんを見ているわ」

「え……?」


 零子の言った通りだ。

 ベッドの上の女は、男への執拗な愛撫を続けながらも、何故かその視線をサラの方に向けた。

 ホントだ……でも、どうして?

 サラにはその視線の理由が、まだわからずに――。

/456ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ