この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
【Onlooker】~サラが見たもの~
第1章 見るだけの、お仕事?

「私が働いちゃ、いけませんか?」

「別にぃ……勝手だろ。あ、そうそう――コレ」


 黒木はを思い出したようにそう言うと、ダッシュボードから紙袋のようなものを取り出し、サラの方に差し出す。


「なんですか、これ?」

「必要なんだろ」


 黒木はそう言って、横目でふっと笑った。

 その態度を不快に思いながら、それでも仕方なく袋の中身を見た、サラは。


「なっ……!」

「お前、おもらししたんだって? 新品のパンツを渡してやれって、社長がさぁ」


 手にした真っ新なパンツを見つめ、サラは肩をワナワナと振るわせている。


「さ、最低……」


 確かに下着は、濡らしてしまったけれど……。


「私、おもらしなんか、してません!」


「お、おい……なんだよ、あぶねぇだろ。お前は、さっさとパンツ履き替えてろよ」


「うるさいうるさいうるさーい!」


 車の中で、サラと黒木がじゃれ合う(?)のに合わせて。

 走行中のベンツがタイヤを鳴らし、その黒光りする車体を左右に揺らした。

/456ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ