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【Onlooker】~サラが見たもの~
第11章 オンルッカー……?

「平気?」


 と、問われ。


「な、なにがだよ」


 と、強がった。


 お前こそ初めてのくせに。そう思うからこそ、自分が情けなかった。


 すると――


「ね、私のこと――見て」


 そう言ったサラがバスローブを取り払おうとしたから、黒木は焦った。


「ま、待て――!」


 そう言いながら、足元の毛布を広げサラの裸を隠そうとしている。零子や紺野の視線が気にならないはずがなかった。

 だが――


「いいの」

「え?」

「だから、ちゃんと見てよ」


 サラはまずは自らが、その裸身を惜しげもなく晒した。その上で、零子の方をチラリと見た。


「オンルッカーの前では、心も身体も全てを曝け出さなければ始まらないから」


 そう言いながらも、サラの白い肌は小刻みに震えている。それがわかり覚悟が伝わる気がして、だからこそ、これくらいでは後には引けないと思う。


「ちっ……」


 黒木がバスローブを脱ぎ捨て、ベッドの上の二人は共に全裸となった。
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