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隷吏たちのるつぼ
第4章  第三章 詭謀の酬い



 待ちに待ったバストを揉んでいた。

 薫り立つオリエンタル調のフレグランスに酔い痴れる。手のひらに返される質感たるや、風俗で数々の女のバストを揉んできたが、触り心地はトップクラス、若さゆえの張りもさることながら、スラリとした体からは想像できないボリュームを有していた。

「大きいな。D……、いやEくらいあるか?」
「……っ」

 いよいよ暴行が始まったのに、悠香梨は抵抗の声を発しなかった。髪を前に垂らした後ろ姿でも、奥歯を噛み締めているのがよくわかる。

 その理由は──屈辱や悔しさだけによるものではないだろう。

 バストを揉んだ瞬間から、悠香梨の下肢が艶めかしくくねり、唇を結んで必死に声も吐息も忍ばせようとしているのは、お見通しだった。

(薬が効いてきたな。ツバで薄めても、こんなに効くもんなんだな)

 スキニーの中で、媚肉が熱く爛れ始めたようだ。

 しかし、まだまだ。じっくり寝かせてやるつもりだった。その間、悔しい顔をたっぷり拝んでやる。

 濡れたら挿れることができる。挿れたら当然、気持ちいいだろう。
 しかし処女だった智咲でさえも、媚薬を塗布してから一時間熟成させることで、初めてとは思えないほどの、淫靡な壁の動きを見せてくれた。愛しい恋人にふんだんに抱かれているであろう悠香梨の牝肉へ同じ魔薬を施したならば、いったいどんな反応を見せてくれるのだろう。そんな下卑な好奇心が、征四郎に即姦を思い止まらせた。

「ほらどお? オッパイ、モミモミされてキモチいいだろお? いいぜ、感じちゃっても。レイプでヒイヒイよがり狂っちゃうヘンタイ女、インラン女になってもよぉ」
「もおっ、さっきから、キッ……、うっ、……キモいからやめろって!」

 そうこなくちゃ。
 事前にホテルに送ったボストンバッグに入っていたのはビニールテープだけではない。征四郎はペンサイズの電気マッサージ器を取り出すと、左右の手に一本ずつ持ち、死角から悠香梨の胸元へ差し出した。

「なっ……、なに……?」
「なに、じゃねえよ。彼氏と使ったことねえのか? コレがなにもんかくらいは知ってんだろ」

 こんなサイズだ。マッサージ用途ではなく、エロニーズに合わせて作られているに違いなかった。スイッチを入れると、小さいのにパワフルな振動だ。
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