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隷吏たちのるつぼ
第3章 第二章 遅れた服罪

人々は待ち合わせをしているのか、入ってすぐのスペースで雑談をしている。その中の誰かが、いつブースへやってくるか知れないのに、征四郎はカウンターの陰でチェアに顎を乗せて覗き込み、湿った吐息を籠らせていた。
「ボールペン」
魅惑の膨らみを覗き込んだままで差し出された手に、手術助手のようにみどりからボールペンが渡された。
「ひ、人が、人が来てますっ……」
「だから大人しくしてろよ。じっとしてないと大事なトコに刺さっちまうぜ」
征四郎がストッキングの中心を摘んで引っ張り、ボールペンを当てがった。鋭いペン先が股間に向いているのが見えて、拘束された手を握りしめる。
(うっ……、だめ……)
鋭利な先端を近づけられて尿意を感じた智咲は、脚に力を入れてこらえた。
パンストの中心に穴が開けられ、慎重に広げられた。征四郎が手を離すと、縦の亀裂からピンクの膨らみが顔を出す。
ストッキングを裂いたということは、下着をズラし、また触るつもりだ。こんな場所で。
そう思い巡らせると、尿意を引かせた下腹部に、熱く甘い感覚が渦巻いた。こんなに時間が経っているのに、まだ妖かしの薬の効用が残っているのか。人がいるというのに、疼いているところを弄ばれてしまったら……。
「本山ちゃん!」
聞き憶えのある声がして、智咲は顔を上げた。
「ボールペン」
魅惑の膨らみを覗き込んだままで差し出された手に、手術助手のようにみどりからボールペンが渡された。
「ひ、人が、人が来てますっ……」
「だから大人しくしてろよ。じっとしてないと大事なトコに刺さっちまうぜ」
征四郎がストッキングの中心を摘んで引っ張り、ボールペンを当てがった。鋭いペン先が股間に向いているのが見えて、拘束された手を握りしめる。
(うっ……、だめ……)
鋭利な先端を近づけられて尿意を感じた智咲は、脚に力を入れてこらえた。
パンストの中心に穴が開けられ、慎重に広げられた。征四郎が手を離すと、縦の亀裂からピンクの膨らみが顔を出す。
ストッキングを裂いたということは、下着をズラし、また触るつもりだ。こんな場所で。
そう思い巡らせると、尿意を引かせた下腹部に、熱く甘い感覚が渦巻いた。こんなに時間が経っているのに、まだ妖かしの薬の効用が残っているのか。人がいるというのに、疼いているところを弄ばれてしまったら……。
「本山ちゃん!」
聞き憶えのある声がして、智咲は顔を上げた。

