この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隷吏たちのるつぼ
第3章  第二章 遅れた服罪



 開かせた脚の間に顔を差し込み、若く可憐な女の香りを吸い込んで、いざ薄布から曝け出された蠱惑の丘に触れようとした矢先、智咲を呼ぶ声が聞こえて靴音がこちらへ近づいてきた。

 腕が背もたれに回されていては怪しまれるから、征四郎は片手で素早く指枷を外した。手の戒めが解かれた智咲は、急いでキャスターを転がしてカウンターへ征四郎を押し込むと、スカートを引き、顔を脚で挟んだ。

(へへっ、必死になっちゃって……)

 窮屈な場所に閉じ込められたわけだが、強まった甘香に陶然となって、蹲ったズボンの中で苦しいほど勃起が弾ねた。

「あ、日下さん。……ど、どうしたの?」

 目の前の秘布を唇ではんでやろうかどうしようか、嬉しく迷っていると、智咲が平静を装ってカウンター前の人物へ話しかけた。

(ん?)

 日下。芳賀から聞いた名だ。今年の新人職員で智咲と双璧を成すとかいう女だ。

「今日さ、ここの講堂で市営住宅の仮当選者への説明会なんだ」
「そ、そうなんだ」
「午前中で終わるんだけど、お昼、一緒に食べようよ。……あ、いつもお弁当だって言ってたっけ? でも私、車あるからさ、コンビニで何か買うよ。そだ、この山の上って展望広場あるんでしょ? そこってベンチある? そこで食べようよ」

 子供っぽさ残る智咲の声と比べると、少しハスキーな、押しの強い声。早口に一方的に話しかけている。何となく、名簿のバストアップ画像で見たイメージに合っていた。

(でも、目つき悪かったよなぁ)

 今、キュッと頬を挟んでいる滑らかな脚肌は、見つかりはすまいかと怯えて震えている。こんな可憐な智咲に並び立つわけがない。

「あ、うん。私、今日持ってこなかったから……、ひっ!」
 智咲の股ぐらに顔を突っ込んでいる優越感に導かれ、征四郎はカウンターの下で脚を割り裂くと、暗みの中に浮かぶピンクの裂け目の上端へ指を押し当てた。「……っ、お、お弁当……」

 親指で探ると、柔肉の輪郭が伺い知れる。左右の太ももがヒクッと震えるポイントを見つけ、あられもない反応を示してしまわないギリギリの圧でイジくった。

「よかった! じゃ、お昼んなったら連絡入れるね」
「う、うん……」
/188ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ