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隷吏たちのるつぼ
第4章  第三章 詭謀の酬い
 不様に歪んだ顔を見られたくなくて俯いた智咲へ、合図にしては容赦のない鞭が浴びせられてくる。

(こ、こんな……、なんでこんな目に)

 何が征四郎をこんな暴虐へ駆り立てるのか考えようとするのだが、襲い来る痛みに思考を邪魔立てされた。

「なんだよ、おいっ。なんか垂れてるぞっ」
 朱の筋が走るヒップの狭間から内ももへと垂れる花蜜を見咎められ、智咲はボールの穴から萎れた呻きを漏らす。「おらっ、言ってみろっ」

 次に振り下ろされたベルトが、花唇ギリギリの肌を叩いた。ひときわ繊細な場所を打たれて絶叫する。だがその直後にも、体の奥からドクリと蜜が漏れた。

「……ふぉ、ふぉめんふぁ、ふぁい……」

 轡を咬ませておいて、言ってみろなどと理不尽な要求をされているのに、智咲は懸命に声を振り絞った。しかし征四郎は、窓から射してくる陽の光に煌めく花弁を開き、鉤型にした指を突き立ててきた。

「ふぁあっ!」

 いきなり二本を挿入されて、智咲は床に顎をついたままかぶりを振った。

「グチョグチョじゃねえかよお。もうすっかりスケベオマ×コになったよなあ」

 智咲の思いもよらぬ女ぶりに驚きながら、征四郎は擬音に喩えたとおりの音を鳴らして指を動かした。激しい撹拌に、智咲は轡で歪められる悲鳴を上げつつも、ヒップは後ろへ向かって高々と突き上げたままだった。

「……ハメよう、智咲。な? オシオキ、よく頑張ったな。よしよし、いい子だぞ」

 指を引き抜いた征四郎が、突然、声音を優しく変えて囁いた。

 ヒップがヒリヒリする。背後から漂ってくる口臭も不快だ。
 だが、媚薬など塗られていない蜜壺が、ほんの短い時間指でかき回されただけで淫らな蠕動を繰り返していた。

 警察にはまだ行っていない──もはや行けない。
 落ち度が何かなんて、考えなくていいのではないか。いま、足の間はドロドロだし、「いい子」と言われて胸が甘く絞られている。

 横顔だけ振り返った智咲はコクリと頷いた。廊下の真ん中で、促されるまま脚を伸ばして前屈する。柔門へ亀頭が当てがわれた。
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