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閉じ込められた部屋で夫は
第2章 前戯
『コツン……コツン……』
誰かの足音がする。
『イヤッ!……ば、化け物ぉッ!』
恐怖に怯える友貴子の声。何が近づいてるのか?
『フフ、怖いのか、友貴子』
潰れきった低い声。
……男の声か?いや、男女とかそういうレベルではない。この世のモノとは思えない異形の声。
『……やめて、来ないで……』
友貴子の声が涙まじりだ。
『そりゃあ怖いよねぇ。こんなモノを持って近づいて来たらさぁ』
≪ヒュン≫
何かの風切り音がする。嫌な予感がする。
『ヒィッ!や、やめてよッ!そんな、の……』
≪バシーーーンッ!……ジャラ≫
『イヤぁッ!やめてぇッ!』
誰かの足音がする。
『イヤッ!……ば、化け物ぉッ!』
恐怖に怯える友貴子の声。何が近づいてるのか?
『フフ、怖いのか、友貴子』
潰れきった低い声。
……男の声か?いや、男女とかそういうレベルではない。この世のモノとは思えない異形の声。
『……やめて、来ないで……』
友貴子の声が涙まじりだ。
『そりゃあ怖いよねぇ。こんなモノを持って近づいて来たらさぁ』
≪ヒュン≫
何かの風切り音がする。嫌な予感がする。
『ヒィッ!や、やめてよッ!そんな、の……』
≪バシーーーンッ!……ジャラ≫
『イヤぁッ!やめてぇッ!』