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閉じ込められた部屋で夫は
第2章 前戯
また、隙間から写真が出てくる。

≪ジジジジジッ≫

「なっ?……おい!やめろッ!やめてくれッ!」

血の気が引いた。拘束された友貴子を見て、もしかしたらと恐れていたこと。それが現実となる。

≪ヴヴヴヴヴッ!≫

無機質な振動音。

『コレが何だかわかるだろう。というよりも知っているかな?』

『あああ……』

友貴子がうなだれたような声を出す。

写真に写るのは、禍々しい深紫色をしたバイブだった。スピーカーから聞こえる振動音はコレだろう。

『ほら、凄い動きだろ。コレが友貴子の美膣で暴れまわるんだ』

化け物が楽しそうに笑い始める。

『きっと凄いことになる。凄いぞ、ウフフ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!』

最後は狂ったように笑った。
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