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閉じ込められた部屋で夫は
第4章 出会い ~回想~
ベッドの上、下、ポケット。あらゆる所を探し回るが見つからない。
(え?……おい、どこだ?俺の携帯電話)
黒井は焦った。携帯電話の中には、昨日散々友貴子の裸を写した写真データがある。それは、友貴子をメス奴隷にするための脅迫材料だった。
(……まさか?友貴子の奴、あれを持って帰ったのか!)
怒りに震えた。奴隷のくせに俺に逆らうとは。
服を着て友貴子を追いかける準備をする。まだ自分の立場を理解してないあの女を懲らしめる必要がある。場合によっては暴力も辞さない。
その時だった。
ドアがガチャリと開く。
「え?」
黒井は驚いた。そして、先程よりもずっと焦った。
「黒井龍蛾さんですか?」
黒井の名を呼んだのは、屈強な警察官だった。
「なんだよ、なんなんだよアンタら」
強い口調とは裏腹に声が震えた。声だけじゃない。全身が震えた。
何人もの警察官が黒井を取り囲む。そして、黒井に紙を見せる。
「これは令状です。つまり、あなたを逮捕できるということです。黒井さん、あなたを強姦容疑で逮捕します」
(え?……おい、どこだ?俺の携帯電話)
黒井は焦った。携帯電話の中には、昨日散々友貴子の裸を写した写真データがある。それは、友貴子をメス奴隷にするための脅迫材料だった。
(……まさか?友貴子の奴、あれを持って帰ったのか!)
怒りに震えた。奴隷のくせに俺に逆らうとは。
服を着て友貴子を追いかける準備をする。まだ自分の立場を理解してないあの女を懲らしめる必要がある。場合によっては暴力も辞さない。
その時だった。
ドアがガチャリと開く。
「え?」
黒井は驚いた。そして、先程よりもずっと焦った。
「黒井龍蛾さんですか?」
黒井の名を呼んだのは、屈強な警察官だった。
「なんだよ、なんなんだよアンタら」
強い口調とは裏腹に声が震えた。声だけじゃない。全身が震えた。
何人もの警察官が黒井を取り囲む。そして、黒井に紙を見せる。
「これは令状です。つまり、あなたを逮捕できるということです。黒井さん、あなたを強姦容疑で逮捕します」