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閉じ込められた部屋で夫は
第6章 本番
「あらやだ、唇の後が残るほど激しいキスをしたのね、妬けるわぁ」

織江が楽しそうに笑う。

友貴子は改めて痛感する。自分が今、腐乱死体に激しい凌辱を受けているということを。悔しさと恐怖が込み上げてきて、涙が止まらなかった。

「もう許してください……ごめんなさい、許して……」

「ウフフ、ダメに決まってるでしょぉ。龍蛾のアソコを見てみなさい」

「あ、ああぁ……無理よ、こんなの」

黒井のおぞましき男根は、生前とは比べ物にならない……いや、比べようがない。それは、明らかに人間のモノではなかったからだ。

「龍蛾の唯一の弱点はアレの小ささだったからねぇ。思いきって移植したのよ、ポニーのぺニスをね!」

ポニー。小型の馬。つまり、獣の性器。

友貴子を貫こうといきり立つ人外の怒張を見て、絶望の涙がはらはらとこぼれ落ちた。
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