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閉じ込められた部屋で夫は
第2章 前戯
この部屋に閉じ込められる直前の記憶は何か?

まず、昨日の夜から思い出す。一週間の激務を終え、真っ直ぐ家に帰ろうと思ったところで上司や同僚に話しかけられた。

「よっしゃ、飲みに行こうぜ!」

何がよっしゃ、だ。激務だけでなく体調も崩していたから断りたかったのだが、腕を掴まれ強引に連れていかれた。

せめて連絡だけでもさせてくれ、と、妻の友貴子に「飲んでくる。帰りは遅くなるから。ごめん」というメッセージを送った。

飲み会がもう終わろうかという数時間後、携帯を見ると、友貴子から「体調悪いって言ってたけど大丈夫?心配だよぉ」と返信があった。時間はメッセージを送った直後だ。かなり放置してしまっていたので申し訳ないと思った。だが、今更返事をするのも野暮だと何もしなかった。

ぐでんぐでんに酔っぱらって家に帰り、玄関に着いた……着いたっけ?

明確な記憶はここまで。

そういえば、体調悪かったと今更ながら思い出し、気分が悪くなってくる。病は気からとはよく言ったものだと思った。
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