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閉じ込められた部屋で夫は
第7章 絶頂
ドアの向こうは真っ暗闇だった。

後ろから「そのまま進んで」と声をかけられる。

ペタン……ペタン……

リノリウムの床を裸足で進んだ。

ガチャン!

ギョッとして振り返るとドアが閉められていた。

「お、おい!」

と、俺が叫ぶと同時に部屋の明かりがつく。

そして……よく知る声が聞こえてきた。



『んあぁぁぁッ!……あン、あン、あひぃぃ!きもちひぃよぅッ!せっくす、きもちひぃッッッ!』



この声。愛する者の声。間違えるわけがない。

……ゆっくりと振り返ると、そこには友貴子が映っていた。
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